鍼灸に関係あるものの副作用シリーズ行きますw
最近は、病院でも漢方薬が処方されることが多くなりましたね。
問診してると「ツムラのXX番飲んでます」と聞くことも多いです。
今日は漢方薬の副作用に関してです。
『漢方薬に副作用は無い!』
一時、TVや雑誌などのメディアでこのように取り上げられたと思います。
本当にそうでしょうか??
個人的な見解ですが、漢方薬にも副作用があると考えます。
というか、作用(効果)があるものには、副作用があって当然かと(;^ω^)
使い方や量が間違ってると思わぬ方向に効果が出るのは何もおかしくないと思います。
日本では法・資格制度上、はり・きゅう師には漢方薬は扱えませんが、
中国では鍼灸治療と漢方薬はセットになっています。
で漢方薬を処方する時には【証(しょう、あかし)を立てる】という行為を行います。
話を聞いたり、体に触れてみて、アナタの身体の不調の原因を断定することで、
簡単にいうと診断みたいなもんですね( ´∀`)
このやり方についてはまた次回(; ・`д・´)
で、もし証が間違ってたとするとどうでしょう?
体の不調の原因が冷えだったのに、体の熱を冷ます漢方薬を処方してしまう。
熱がこもり過ぎてなっている症状なのに、体を温める漢方を処方してしまう。
こんな場合はどうなるでしょうか??
原因を増やしているだけなので、悪化してしまいますよね(;´Д`)
逆に冷えが原因の者に対して、温める漢方を出すと
原因と治療がマッチして効果が望めると思います。
人により原因は様々です。
例え同じ症状を訴えていても原因は違うと個人的には考えています。
アナタとあの人の身長や体重は同じですか?筋肉量はどうですか?
食べる量や、睡眠時間、疲れやすさは同じでしょうか??
1人1人きちんと原因を見極める様にしたいですね。
今回は明日に続きます( ̄ー ̄)ノ
証の立て方を書こうと思います(゚∀゚)b
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