患者さまからお土産を頂きました\(^o^)/
Kさんいつもありがとうございます(∩´∀`)∩
今日はロキソニンの話。
薬局でも買えるので、使ってる人も多いんじゃないでしょうか?(;^ω^)
そんなロキソニンに今年の3月22日、副作用が追加されました。
以下ニュースサイトよりコピペ。
厚生労働省は3月22日、解熱鎮痛消炎剤の「ロキソプロフェンナトリウム水和物(経口剤)」(商品名・ロキソニン錠60mg、同細粒10%、ロキソプロフェンナトリウム内服液60mgなど)について、医薬品添付文書の「重大な副作用」の項目に「小腸・大腸の狭窄・閉塞」を追記するよう指示を出した。
医薬品医療機器総合機構(PMDA)の報告書によると、過去3年度における国内副作用症例のうち、小腸・大腸の狭窄・閉塞関連症例が6例報告されており、そのうち因果関係が否定できないものが5例であった(死亡例はなし)。今回の改訂は、この結果を受けたものである。
店頭販売薬(ロキソニンS[第一三共ヘルスケア]他)についての小腸・大腸の狭窄・閉塞関連症例は報告されていないが、医療用医薬品添付文書と合せて改訂される。
ソースはPMDAのサイトから見れます。
↓
http://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/calling-attention/revision-of-precautions/0293.html
ロキソニンは『プロスタグランジン』と言う
熱を上げたり、痛みを出す物質が作られるのを邪魔します。
痛みを出す物質が作りづらくなるので、痛みも相対的に減るじゃんって薬です。
ただ、この『プロスタグランジン』は色々種類があって、
PGF2α(プロスタグランジンF2α)やPGE2(プロスタグランジンE2)には子宮収縮作用があります。
子宮を収縮させるので、この作用を利用して妊娠促進剤としても使われるみたいです。
また今回話題になっている胃腸障害は、
PGE2やPGI2には胃粘液分泌促進作用があることが分かっており、
胃粘膜の保護成分が減る事により起こるものと考えられています。
胃を荒らす基になるのが分かってるので、
病院では胃薬と一緒に処方されることが多いですよね。
※参考サイト http://kusuri-jouhou.com/domestic-medicine/NSAIDs4.html
薬が効くのには理由があります。
理由を調べてみると、色々な方面に作用がある事が分かります。
残念ながら自分の出ている不調にだけに効くという甘い話は無いと思います。
それらのデメリットも見ながら上手い事付き合っていきたいですね。
※「鍼灸治療も副作用がある」と自分は考えています(;´∀`)
副作用が無いという事は、そもそも作用が無いと言い切れるかと・・・。
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